2009-04-01から1ヶ月間の記事一覧

のし瓦

下屋の屋根は2階建て部分の外壁に横からくっつきます。その部分が「つけのし」。そこは、下屋の屋根の雨水が2階建て部分の外壁とL字になって、「水っぽく」なりがちな部分です。この部分のさらに面倒なのが、下屋の最下端部分・軒先部分。外壁を守り、軒…

サッシ周り

サッシの周りは、定型のサイディング板を貼り並べるだけではだめです。形をそろえてうまく雨仕舞いをしながら、また、通気経路が残るような胴縁配置にしながら貼っていく必要があります。 写真は、掃出し窓(だから、土台水切りからの高さがない)の脇のサイデ…

目地

サイディングとサイディングの境目(目地)からの水進入に対抗して、目地対策が必要です。サイディングの接合面、接合面の裏側、その表側に対策が可能ですが、目地ジョイナー(写真のきらきらしているもの)は、「裏側」対策です。 サイディングの施工方法につい…

土台水切りの上

サイディングが貼られている。土台水切りの上に外気の取り込み分の隙間を空けてはられています(説明図はこちら)。 また、この写真は家の角のサイディングですが、角を成すところに直角の角を持った柱覆い型のサイディングがあり、その先に普通の平板のサイデ…

窯業系サイディング

外壁にサイディングが貼られ始めました。大工さんの工事はずいぶん進んだので、サイディング工事屋さんのみの日もあるようです。家の壁は柱の間を埋めるように透湿防水シートがあって、グラスウールの断熱材がある他は、裸ですから、家を雨風から守らないと…

可変性

建築現場では、縦、横、高さ、対角線、直角、垂直、水平、など、「確定的」な幾何学的性質と量との果たす役割は大きい。 そんな建築現場にあって、長さが不定、角度が不定であることが求められることもある。そんなときに活躍するのが、蛇腹管とかフレキシブ…

電線

電気は家の前面の道路にある電柱から引き込みます。引き込んで外壁を貫通して家の中に入ります。外壁を貫くので透湿防水シートも貫きます。そこは防水のためにシールされなくてはなりません。

石膏ボード

石膏ボードとひとことで言ってもいろいろあります。 掲載写真は「シージング(sheathing)石膏ボード」。 英辞郎によれば 変化形 : sheathes , sheathing , sheathed * sheathe 【他動】 1. 〔刀などを〕鞘に収める 2. 〔保護物{ほご ぶつ}で〕覆う 発音∫i':…

換気口

天井・屋根の方の断熱は、天井に断熱材、小屋根は屋根裏収納などはもうけず、ひたすら、空きスペースで、このスペースの空気が暑くならないことで夏の快適をはかります。そのためには、天井の上・屋根の下〜小屋根の換気が必要です。屋根形状が切妻なので、…

キット

押し入れの工事です。「押し入れキット」なるものがあるようで、中段の棚、上段の引っ込んだ棚、それぞれの棚板を箱から出して、とりつけます。

石膏

壁は石膏ボードで張り渡します。天井もです。石膏ボードは火事のときに水分を出して燃えにくいとのこと。重量はずいぶんあります。現場では、張り合わせる形に合わせて成型するので、切ったり、削ったりと粉がたくさん出ます。石膏ボードについてはこちらを。

準防火

火事に対する法規制があります。準防火地域では、延焼の恐れのある窓(隣家に近い、とか)では、火事になったときに、内側から爆発的に窓が破れて火を噴くことがないように、対策を立てる必要があります。対策の一つが網入りガラスにすること、もう一つはシャ…

厚み

柱が家の構造を支えます。筋交いの入った部分は、面として構造を支えます。写真は、部屋と部屋の境。3枚引き戸をしまう戸袋と、それと重なって家を支える耐力壁を併せるとかなりの厚さになることがわかります。

合板フローリング

板張りの床。無垢の単層のものや、無垢材を複数層、併せた無垢集成材のフローリングもあるが、我が家は、合板フローリング。今、工事中の家の内部は、石膏ボードによる壁張りのまっさかりなので、その切断によるほこりが非常に多い。そこに、フローリング材…

複層ガラス

ガラス窓。2重です。ペアガラスとも。いろいろな種類があるらしいです。我が家の普通の複層ガラスです。伊藤忠ウインドウズのサイト。その性能評価に関して。ペアガラスの説明。

土台水切り

基礎の上にネコ土台が乗っていて、そこから床下の換気がなされます。この部分は、外壁を伝って水が流れてきたとき、下手をすると、その水を基礎の内側に取り込む、口になりえます。それを説明した図はこちらです。 それを防ぐのが土台水切りです。 では、土…

引き戸

玄関は引き戸です。サッシはペアガラス。床下にも壁にも天井にもグラスウール。残りの開口部は玄関です。玄関が断熱されていないと、冬、寒い玄関になります。 (多分)TOSTEMの木屋町PG40です。

スペース

ユニットバスは組み立て式の風呂場です。 1坪タイプがはめ込まれました。風呂桶の周りは発泡スチロールで囲まれていて、冷めにくくなっています。 ユニットバスの上には、スペースがあります。ここには、換気扇用の銀色の蛇腹管が2本、見えます。1本は風…

支える

床に立つとき、身体を床板が支える。床板は、渡された根太が支える。 階段はどうなっている?はしごを立てかけたときは、どうなる?はしごは4点で接地している。2点は1階側。残りの2点は2階側。はしごに重みがかかったとき、1階側では、下に向かう力は…

構造見学会

今日は、施工工務店さんが、建築現場で構造見学会を開催します。見学会の準備中のところに立ち寄りました。 『ここに注目』と書かれた札を貼り始めていました。すでに貼られていたのはドライ・ビームと呼ぶらしい「集成材の検査証」。パネルを使って説明して…

土葺き工法

屋根工事も進んでいます。 瓦は淡路のいぶし瓦です。昔は地域ごとに入手できる瓦が限定されていたのもあって、町の色の統一が自然ととれていたのかと思います。限られた知識では、広島県などでは、明るい茶色の瓦が目立ちますし。京都は灰色(いぶし銀?)が…

通気弁?

2階のトイレへの給水ホース(青)と配水管(灰色)を1階側から眺めています。灰色の配水管がL字に曲がっているところから少し離れたところに分岐があります。流れるときに、ごぼごぼ、とならないようにする、通気弁とかドルゴ通気弁とか言われるやつでし…

通気弁の行方

その後、通気弁がどこへ行ったかを確認。2階のトイレの奥の壁のその向こう側、の壁と壁の隙間に入って、トイレのタンクより高いあたりで弁につながっていました。

日当たり

太陽の高度は季節と所在地の緯度で決まります。 所在地の緯度は地図を見てもわかりますが、「正確に」知るとしたら、こんな方法があります。 緯度がdd度mm分ss秒だったら、春分・秋分のときの南中時の太陽高度は、90度00分00秒-dd度mm分ss秒です。60分=1度、…

バルコニー

南面の居室を建物の外周に接して作るか、少し下げて作るかの2通りがある。 接すれば明るく日差しに近い。下げれば、暗く日差しから遠い。 寒い季節は太陽に近く、暑い季節は太陽から遠くありたい。 夏の暑熱対策を優先して、下げて作っている。1階は縁をと…

エコジョーズ

床暖房はガスです。ガス温水式床暖房をエコジョーズ対応ガス給湯器「大阪ガス135-R270」で行います。大阪ガスのページから型番 135-R270で検索するにはこちらから。 写真は、給湯器設置位置(家の西側)に給湯配管(赤)と床暖房用配管(緑)が出ているところ。

eo光

今日は、工事はお休み。代わりに、eo光さんの光ファイバー引込み工事のための現地調査がありました。eo光さんは電力会社系ですから、電線から線を引き込みます。その位置決めなど。光ファイバーの引込口を決め、そこから電話線とテレビ線を分けます。その分…

透湿防水シートと通気工法の胴縁

外壁は、通気工法です。 通気工法の我が家の場合、壁の内側から、クロス(クロスでなくてもよいわけですが)、石膏ボード(珪藻土処理(工務店さん推奨の抗酸化剤処理))、断熱材(グラスウール)、透湿防水シート、通気層、外壁サイディング、表面塗装(リシン吹付…

バルコニー

2階南側にはバルコニーがあります。バルコニーの床には下地(らしきもの)が張られ、それは、外側に傾斜しています。最も外側には溝が切ってあり、その東西両端からは樋につながるであろう円柱の管がはめられようとしています。 バルコニーからは少し背伸びを…

屋根も進む

破風板・軒裏に板が張られて、屋根が角張って来ました。