外観・隣地に何が建つ

izumigawa2009-05-19

予定よりすこしずつ前倒しで工事が進められ、数日前倒しで足場が解体されました。南側の貸し駐車場からの様子です。もともとあった植栽も初夏の勢いがあってなかなかよい感じです。
バルコニーは当初の設計では、屋根なし、でしたが、屋根付きにして、その軒も長めにしましたが、よい感じです。
この写真の撮影が隣接駐車場からなされていることからわかる通り、隣地は駐車場です。家を建てるとき、自身の土地に建てる建物に関する決まりも興味がありますが、隣地・周辺地に建ちうる建物に関する決まりも同様です。
建築基準法は、「法」ですので、日本全国に適用されます。それ以外で地方自治体ごとの決まりは条例です。京都市の場合は、京都市建築基準条例(こちら)に定められています。さらに、景観条例などで、域内の指定地域に限定した決まりもあります。地方自治体における建築基準条例により、接道義務が厳しくなるなどについて参照できます。たとえば、袋小路に特殊用途建物(アパートなど)を建てる条件は、建築基準法では接道義務をクリアすることですが、京都市建築基準条例では、基本的に袋小路での建築が認められていません。