分電盤

izumigawa2009-06-08

分電盤は、電柱のから電気を引き込んだ後、各所への電気を振り分けるところです。振り分けた上で、振り分け箇所ごとに容量オーバーとなると、「ブレーカーを落とし」て、オーバーしないようにします。オーバーすることが危険だからです。容量オーバーとなる単位としては、使用量の多い機器(電子レンジとかエアコンとか)は、それ専用に分けます。
それ以外には、漏電チェックをします。漏電とは、水に濡れてそこから電気が利用機器のコード以外に流れることですが、それが起こると、感電という意味でも危険であり、漏電による失火という意味でも危険なので、それが疑われる電気の流れを見つけたら、電流を止めるのが適当である、とそういう仕組みです。
中部電力さんの配電盤に関する説明(こちら)では、各所へのブレーカーと漏電ブレーカと、電力会社との契約アンペア数より多い電流が流れないようにするための、アンペアブレーカーが写っています。
掲載写真には、アンペアブレーカーがありません。それは、関西電力では、アンペア単位での契約アンペア数というものがないからだそうです(こちらの記事を参照)。
そうすると、こちらの住宅用分電盤に関するサイトの方がより分かりやすいですね。