電気の引込

izumigawa2009-05-05

電気は電柱からやって来る。
やって来た電気は、電柱から「ある意味での最短距離」の位置で、かつ、その位置までの途中で容易に触れない高さ(安全のため)にすることになっている。そこが引込口。
引込口に来た電気は、分電盤にて、振り分けられて、各部屋・各所への線に分かれる。分電盤はいわゆる「ブレーカ」が落ちたときに「上げる」ところである。
分電盤は通常、屋内に1つつけられて、そこには、1個の漏電ブレーカと複数の安全ブレーカとが納められている(こちらに図)。
電気の使用量は電気メータにて電力会社さんが定期的にチェックできるようにする。電気メータは、配線図ではWHと記されている(参考)。
電柱からやって来る、その他の線(電話線・光ケーブル)も同じように屋内に取り込まれる。外壁貫通時に同じ穴を使うか違う穴を使うかは、設計段階でどうするかなどで変わって来るだろう。
引込に関する決まりはこちら
さて、我が家の場合。電柱に近い東側の外壁の2階部分に、電線コード(灰色)と、2本のオレンジチューブ(光ファイバー用と電話線用?(光電話だから、これは使わないことになるのか・・・)が見えている(写真では小さくてかなり見にくいです)。その下の方、外壁1階部分に、もう一度電線コード(灰色)が見えている。引込口・電気メータはどのようにつながるのでしょう・・・。
推測。まず、電線から、2階の電線コードのところに引き込まれて、それが屋内の分電盤に行く前に一度、電気メータを通らないと行けないので、屋内を1階まで下りてきて、外壁を貫通して外へ出てきて(これが1階の貫通電線コード?)、メータに接続、再度、屋内に入って、分電盤へと向かう、のかな、と、思います。
よそのお宅はどうなっているのかと電線からたどってみると、電気メータの置き方も非常にいろいろで、電気メータへの線が外壁面にある場合と、メータへの線の出入りが全く見えない場合とがあることも分かりました。我が家は後者なのでしょう。