楔形

izumigawa2009-06-05

前面の道路の幅はほぼ4メートルである、2項道路(建築基準法第42条2項に定義された道路)(解説はこちら)です。西から東に向かって少しずつ細くなっていて、東側では4メートル未満になっています。道路は中央に「市有水路敷」である幅が91センチメートルあり、その両側に「国有道路敷」が127センチメートルと146センチメートルあります。幅の若干広い方の「国有道路敷」の方には「国有水路敷」が含まれています。これらを併せると3.75メートルです。道路幅は4メートル以上にしていく、それに満たない道路では、新規の建築に際して、道路中央から2メートルまでのところには建ててはいけないことになっています。その建てずに引っ込むこと、または、引っ込んだ部分をセットバックと言います。我が家の場合には、道路幅が東西方向に少しずつ変わっているので、セットバックの部分が楔形になっています。現場では最後の作業である外構の工事に入っていますが、まずは、セットバック部分をコンクリート張りにして、確定しています。
写真では、下部にアスファルトが、その上に道路の端の見切り部分付きの雨水受け様のものが写っており、その上に、セットバックとしてコンクリートを張った部分が来て、その上に土部分(工事待ち)が見えています。