4つの蓋

izumigawa2009-06-04

家の道路側にある大小4つの蓋を写してあります。中央の黒いのが上水のコック。これより流れとして道路側で、道路に接するところにメータ付きのコックがあって、そこは長方形の蓋がされています。この写真の丸い蓋の下のコックの手前で、道路側の庭用の水道が枝分かれしていますが、それ以外のすべての上水の上流にあたります。この先、基礎の内側に入って1階床下を青いチューブで各所(キッチン、トイレ、洗面、風呂)につながります。また、2階のトイレにもつながります。それ以外としては、南側の庭の水道と家の西側のガス給湯器につながります。この2カ所は家の外ですので、基礎からまた外へ出ます。
上水のコックの周りに3つの蓋があります。これは、下水系です。写真の右側の大きな枡は、生活雑排水全般(キッチン・洗面所・風呂・トイレの洗面)を集めた管が、下水系と合流するところです。写真に写っている3つの下水系枡の中で一番の下流に位置します。小さな下水系枡は、(多分)2階のトイレからの汚水単独が、下水系と合流するところです。写真左側のは、(多分)2階のトイレからの汚水単独が、下水系と合流するところです。写真に写っていませんが、これらの左側(西側)にもうひとつ、下水系の枡(写真の大きめのものと同じサイズ)があり、そこは、1階のトイレからの汚水と、家の西側(写真では左側)から来る少量の雨水とガス給湯器からの雑排水とが合流するところです。屋根に降った雨水は原則として東側に集められるように樋が作ってありますが、西側だけで完結している屋根部分は西側に排水するしかないですので、それがここの上流に集められます。
この写真に写っているところで、トイレからの汚水と生活雑排水のすべてと、一部の雨水が合流します。これから、さらに東側(写真で右側)に流れて行って、最後に雨水系(これは、ほぼすべての雨水を集めてきます)と合流した上で、道路の公共下水系に流されます。
京都市では、雨水と雑排水・汚水は一緒の下水道で集められます。