蝶の卵

昨日もアゲハがひらひらとカラタチの周りを舞っていました。優雅でよろしい。
しかし！
はげ坊主になって、けなげにも新しい葉を広げているカラタチにふと目を凝らすと、茶色い毛虫が３匹も。以前、茶色の毛虫と青虫を葬りさったが、その茶色の方。ゆびで弾き飛ばしておきました。
これで、ひと安心と退却しようとしたら、なにやら、たらこの粒ほどのレモン色の物体が葉の付け根に見えます。もしや、これは卵では、と葉を裏返すと、ここに、ひとつ、あそこにひとつ、と同じような大きさの丸い物体が７，８粒はあったでしょうか。しかも色が２種類。レモン色と濃青紫色。さては、レモン卵は青虫へ、濃青紫卵は茶毛虫になるのだな。どちらも指先でめくりとっておきました。結構、しっかり付着していて、丁寧にとらないととれないし、細い枝が折れそうです。
今朝も別の色の蝶が舞っています。闘いは終わりません。
圧倒的に時間の自由がきく蝶に勝てる日は来ないかもしれません。しかし、カラタチの根性がこちらの味方についている限り、最後には、カラタチは茂ってくれることと信じています。