水抜き穴

izumigawa2009-05-21

ベタ基礎では、屋根が出来て、雨が基礎に降り込まないようになるまでに溜まってしまう雨水を排水するための穴が、そこここに開いています。写真では、ベタ基礎と立ち上がり基礎の境に穴が開いているのを撮っています。
確かに、基礎工事終わったあと、風呂の下の配管がのたくっていたところに雨水が溜まっていました。その部分は、水抜き穴があらかじめ開けていなかったらしく、小さな穴が、基礎が出来たあとに、穿孔してありました。
さて、この穴を、最終的にどうするか、ですが。一つのやりかたは、特に何もしないで、家のできあがりの頃に入れられるであろう土の層や、家周りのコンクリートなどによってふさがれるに任せる、というものです。別のやり方は、モルタルなどで塞ぐというもの。
開いていれば、開いているなりのメリット(万一浸水したときに、排水が早い(放っておいても、コンクリートの基礎も水を通すので、排水はされる)があるし、塞いであれば、シロアリの進入路としてなり得ない、というのがある。デメリットはそれぞれのメリットの逆が相当する模様。