屋根の交差点の雨仕舞い

izumigawa2009-05-14

屋根は切妻だが、中庭があるので、中庭のない部分の大きな切妻と、中庭に向かって下る屋根との交差点で屋根の形が複雑化する。そこは、棟瓦、のし瓦に、鋼板を組み合わせて、雨の仕舞いがなされていることが見て取れる。
写真の様子は次の通り。写真は小さいので、以下の説明は見にくいが・・・。
左側に大きな切妻が、写真奥に向かって下っている。写真右側は中庭のある側で、棟から手前に下っている。その交差箇所では、
大きな屋根が、中庭下りの屋根に覆い被さっている。覆い被さって、ぶつかった線(軒裏の接するところ)には、棟瓦があり、その上に鋼板が乗っている。その鋼板は、覆い被さりの終わるところで、中庭下りの屋根にかぶさるように長めに伸ばしてある。さらに、覆い被さった大きな屋根の破風が中庭側屋根にかぶさっていき、瓦同士が接しているところも写っている。大きな屋根の瓦の下端の部分は、白透明っぽい材料で塗り固めてある。
写真左側の外壁との取り合いのところでは、鋼板で守ったその上側に外壁の下辺に通気用の隙間があることも見える。その通気用の隙間も、軒先部分では、シールされていることも見える。