幣芯に習字

izumigawa2009-03-21

週明けには上棟の予定。地鎮祭はせず、鎮め物だけを埋めましたが、上棟に際しては、工務店さん、大工さんなどにご挨拶の意味で上棟式らしきものをすることにしました。
神主さんは喚ばないけれど、米と酒と御幣なるものを飾ることにしました。1メートル50センチメートルくらいの木(弊芯)に「奉 上棟 施主 ○○××」「平成二十一年三月吉日 施工 有限会社 秀建」と書くことに。工務店さんがチョークで下書きをしてくれています。下手な字がのたくることになるけれど、書かねばなりません。写真は、現在の家で廊下の引き戸に立てかけたところ。
子供の頃(昭和50年頃)、宮城県では、「餅撒き」と呼んでいたのが、上棟式だったのだなぁと思い出される。子供口コミネットワークで、「今日は○○で餅撒きだ」「今日は××だ」と情報が伝えられ、あっちこっちで撒かれるもの(紅白の餅や煎餅だったろうか?)を拾い歩いたものだった。上がった棟の上にひらひらと布きれがはためいているのが、餅撒きの合図だった。ベッドタウン化しつつあるまちで、建築ラッシュだったのか、しばしばあったような記憶がある。