ネコ土台

izumigawa2009-03-18

コンクリートの基礎立ち上がりの上に「木の家」が乗るわけだ。湿気のアジアモンスーン気候では、高床式の家が造られてきた。要するに、通風を確保するべく、足をつけて、「高床」を張ってその上に住みます、ということ。
この「すかすか」を実現しつつ、「地面にしっかり張り付く(しかも、地盤調査をして、『頑丈な層』までしっかりと」を実現する)のは難しい。鉄筋コンクリートの基礎は、「地面にしっかり」のための工夫だったわけだが、そのために、床下の通風は犠牲にされてきた。コンクリート立ち上がり基礎にところどころ窓(小動物が入れないように格子をはめて・・・)を開ける方式だと、換気しやすいところとそうでないところができるのが問題という。
パッキン方式は、コンクリート立ち上がりと床との間に一様に隙間を入れるために、ものを挟む方式。
ネコ土台とも。

こちらも参考。