金環日蝕

izumigawa2012-05-21

今朝は、金環日蝕。心配された天気も、ときに雲が太陽を隠すことはありましたが、おおむね、太陽が照った状態でした。我が家では、東側に開いた中庭に面した2階の廊下の窓から、隣家の上に太陽が見えました。
夏には朝日が恨めしい東面で、すだれもぶら下げますが、今日は、絶好の観察スペース。あいにく、南の庭は隣家の影で観察不可能だったので、朝食時間帯の観察が家内でできたことは幸いでした。観察用メガネを2個用意しての観察はすこぶる順調。京都市左京区の区役所のあたりはちょうど、金環になるかはずれるかの境界線のあたりであり、中学校からの配布物によると、いくつかの研究グループ・研究者が境界線の予想をしており、そのどれになるかは観察してみないとわからない、とのことでした。金環日蝕の観察自体も楽しいですが、そんな科学の微妙な境界線で観察できたことは、また格別でした。
そんなに暗くならないよ、と聞いていましたが、結構暗くなり、朝日の昇りたてくらいには暗くなりました。朝日のときのようにすこし赤みがかった感じもしました。カラスが不審に思ったか、鳴いていました。