交わる

izumigawa2009-03-30

建物は南北に長いです。西側は南北の中央に棟があって、そこから南北に屋根が勾配を作ります。東側は、北よりに中庭があるので、南側と北側に棟があって、そこから建物外周に向かう屋根勾配と中庭に向かう屋根勾配があります。東側の2つの棟は、西側の屋根勾配の途中にあることになります。したがって、東側では下り、西側では上りとなっている部分が生じます。
写真はそうなっているところ。下りと上りが単純に接しているだけでは、その接している線の下にあたる部分は雨から守れませんから、下り屋根と上り屋根とは重なりを持ちます。